夏休みのアトリエ
2018/07/31
気がつけば7月最終日。
夏は駆け足で過ぎて行きます。
子どもたちは自分の興味に従って、絵の具や重曹、クエン酸、ボンドなどを混ぜては観察し、容器に入れて干してみたり、カエルを取ってみたり、テープで罠を仕掛けてみたり、水を入れたペットボトルを目に当ててのぞいてみたり、色水で実験したり、粘土でまだ見ぬ形を模索したりしています。
長期休暇中は子どもたちと買い物に行ってお昼を作って食べることもしていて、慣れない包丁でキュウリを10分かけて切ったりもします。
暮らしとアートと遊びの間になんの垣根もない時間の中で時々作品が生まれます。
そんな時間の中ではどこにでもアートがあり、感じること、創造的な気持ちに刺激を与えられるきっかけをもっともっと作って行きたい。
子どもたちのじっくり考える目、観察する目、素材と対話している目は時にとても真剣で、とても大切な時間なのだと思います。
たまたま形になったものをそっととっておき飾っておきます。彼らの生き生きと生きた時間の痕跡はなんとも存在感があって魅力的だなと思います。