アトリエコルト

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賑やかな午後

2018/05/20

金曜日、離れた街から小さな人たちがやってきました。はじめまして!

少しの緊張とたくさんの「やってみたい!」気持ちがあっという間にアトリエに広がっていきます。

たくさん試し、散歩してはまた描き…

喧嘩したり、謝りたくなったり、誰かがやっていることをやってみたくなったり、お腹が空いたり、賑やかなひと時。お母さんたちも見守ったりお話ししたり、初めてなのに共感出来ることが沢山ある人との出会いはやはり嬉しいものですね。

少し緊張していた私も心がゆったりとしていきました。

以前から来てくれているもう少し大きな人たちは、所在なさげに隅っこで固まっています。

そのうちトイレの前の小さな空間に養生テープや紙で基地を作り、「小学生以外入るな」と書きはじめます。

自分たちの馴染んだ場に新たな人を迎えることは時に怖い事でもあるよなあ。安全地帯が欲しいよね。

そう思って、初めて来たお母さんたちとそんな話をして、止めたりせずに少し離れて見ていました。

すると段々と基地から出て来て小さな人たちと混ざり、少し手伝ってあげたり、自分たちの劇?に入れてあげたり。

自分の安全地帯に他の人が入る事を受け入れていく為には時間がかかる。その事をみんなで見守れて、なんとなく拒絶では無い関係に踏み出す小学生たち。素敵だな。一緒に見守ってくれる大人が多くて心強く感じました。こんな風に場は作られるのかな。「みんなの子どもたち。と思って見ていきたい」そんな風に話してくださり、とても嬉しい出会いでした。

バタバタしたり、迷ったり悩んだり、困ったりしながらやっています。抱え込まずにやっていきたい。たくさんの人と一緒に。

遊びつくしたアトリエは所狭しといろんな物が散乱したところで閉店しました。

賑やかな日のアソビーさん(アトリエコルトではスタッフではなくアソビーさんと呼んでいます。)は私と母の2人でした。母も孫より小さな人たちと混ざって奮闘してくれました。

心地よい疲労を感じながら食事をしていた時、7歳の娘が「今日はずっと座らなくて疲れた〜」といっていました。

一緒に過ごした全員にありがとう!

みんなぐっすり眠ったかな?

浦和競馬こども基金助成事業