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親と子のアート 漆喰

2019/10/10

2歳Kくんと3歳Aちゃんと1歳のTくん、大人3人。

漆喰をやってみました

混ぜて混ぜて、ドロドロペタペタ

木の皮や貝殻を埋め込んだり、絵の具やインクを垂らしたみたり。

一人のお母さんは、「この感じ、大きなの作りたくなる」とおっしゃって八つ切りサイズくらいの板に貝殻や木の皮を構成していきます。そしてその画面にインクをかけていくKくん。それぞれの画面より、一緒の制作の方が安心するのかな。

じっくり向き合うAちゃん、親と子のアートに来てくれる様になって1年。初めはほとんど手を出さず、ひょろりとペンで線描してはお母さんの背中越しに見ていたけれど、最近は脇目も振らずに素材と向き合う姿があります。

他の人の作る姿を見たり、持ち帰った小さな線描から、ご家族の中での会話が生まれたり、他の時間に誰かが作った作品に触れたり、そんな時間がAちゃんの「やってみたい」気持ちの背中を押したのかもしれないなと思います。

小さな人たちは、混ぜるだけだったり、ちょっと手を伸ばしてみてすぐに終わったり、大人からすると歯がゆい時間が流れていくことも多いです。でもその歯がゆい時間に、自分で見て、感じて、考えています。きっと必要な、大事な時間なのだと思います。

親と子のアートの時間以外にも、お家や周りの人と、小さな痕跡をきっかけにした会話や時間がある事も大きく影響するかもしれません。飾ってもらう事も肯定になると思います。そんな時間を経て、自分で探求していくエネルギーの様なものを蓄えているのかもしれないと思います。

「その時」はいつやってくるのか。楽しみにそっと私の面白いと思うものを置いて、私が楽しみ、面白がりっていこうと思います。

1歳のTくんも好奇心いっぱいの表情で素材や画材に触れています。楽しみがたくさんです。

 

親と子のアートは水曜日午前中に開いています。

小さい子は特に、場や人に慣れるまで画材や素材に手が出ないことが多いです。連続でご参加頂くことをお勧めしています。ご見学お問い合わせお気軽にどうぞ〜

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