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親と子のアート「透明な素材に描く」

2019/02/01

日の光が明るくなって来ると透明感のある素材が気になり始めます。

今回はアクリル板に描く事を提案してみました。色を重ねたり、削ったり、裏面にも描き、明かりにかざしたり、気に入らなければ雑巾で拭いてしまっても大丈夫。自分の好きな感じになるまでじっくりと向き合えるアクリル板。お母さんの作品も柔らかで所々深まる色合いで美しいなと思いました。

Aちゃんはにこやかに絵の具を出す事を大人に求めつつも垂らす場所を指定したり、色を選んではまたお願いしながら描いていました。ゆっくりとじっくりと観察し、お菓子の包み紙のセロファンやプラスティックのスプーンを貼り付けたり。

そのうち、水を求めたのでボトルに入れて渡しました。するとそれをカップに入れて手を洗います。

長らく手を洗っていました。

絵の具の着いた手を夜お父さんに見せるのが好きだと話していたけれど、その時は水を感じているのか長い間手をつけていました。

今日何したの?って聞かれたらニコニコと「手洗ったの」って答えるのかななんて想像すると、にやけてしまう^_^ 

絵の具になっているセロファンとスプーンが立てかけると落ちてしまう事を伝え、接着するかを尋ねると、場所も指定してくれました。手を洗い、濡れた靴下にドライヤーをかけたりする事と、描く事の間になんの境界線もないかのようなAちゃんの、だけどやっぱりセロファンの場所をしっかりと指定する姿に、しなやかさを感じました。そしてやはり大切な作品だなと思います。

こんな余白もさりげない線もかっこいいな。憧れてしまう。

親と子のアートは毎週水曜日の10:00〜です。

年齢制限は設けていません。6回コースを基本としています。場や人などに慣れてリラックスできる方が画材や素材に関心が向き、やりたい気持ちになる事がほとんどだからです。

見学、単発でのご参加もいつでも可能ですのでお気軽にお問い合わせくださいませ^_^

 

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