アトリエコルトのアソビについて
2022/04/03
長期休みは9時から6時半まで開けている。始める前には「狭いところでみんな飽きちゃうかな?」とか思ったこともあったけど、結局「時間が足りる」事はない。「遊び」はそれぞれ緩急つけながらとめどなく続く。
午前中は漫画やスライムなど馴染みのあるものからスタートし、徐々にエンジンが温まるとオリジナリティを増していく
オリジナルってエネルギーいることなんだなと思う。だからダラダラしたりのんびりしたりしながら体を慣らし、安心するとクリエイティブになって行く
いきなり大人仕切りでクリエイテビティを求めるものではないのだと思う。
エネルギーが貯まるまでにかかる時間も方法もそれぞれ異なる。好きな漫画、好きなおもちゃ、知ってる制作、人の膝に乗るなど。それも「あそび」。どちらかといえばブレーキのあそびの意味に近い方の「あそび」なのかもしれない
エネルギーが貯まった後に作ったり描いたり、協働したり、探求したりが始まると勢いづいて、他のことにも興味が湧いたり
で、結果閉店間際が盛り上がる
何時間あってもきっとこうなのだと思う
「遊び」は尽きることがなく、それはきっと酸素の様に不可欠な物なのだと思う。育つことに必要なことを彼らはきっと知っていて、少しのヒントやきっかけがあり、邪魔されず期待されずにいられる場がきっと必要なのだと思う
なのでここはいつもほとんどこちらから働きかけることはない
かわりに一緒にいる大人が「これは面白い」と思う事を忘れずにいる事を大事にしたい。「心地よい」とか「ちょっと好き」とかその時の感じを大事にしたい。難しいけども。「キッカケ」になり、楽しさや面白さを共有出来る為には大人自身も「面白い」とか「心地よい」とか自分の感じた事を大事にしないとね
というわけで春休みは野草の収穫が多めとなっています笑
路地に季節を感じて五感で味わえるこの季節サイコー
本当は料理して一緒に食べられるともっと良いなぁ